『引きこもり狩り』刊行!
疑うべきは善意の「支援」そのものだ
社会への参加を希望しつつ困難を抱える「ひきこ もり」の青少年たち。そうした青少年に向けた支援のあり方について、様々な視点から考える書籍が発刊されます。「善意」の名のもとで生じた支援という行為 について、あまりにも多くの課題が現在噴出しています。昨年に起きたアイ・メンタルスクール寮生死亡事件は、その一端に過ぎません。支援者を自認する人々 は真の意味で、「ひきこもり」の青少年にとって助けとなっているのでしょうか。
このたび刊行の『引きこもり狩り』は、「ひきこ もり」問題支援にあたる全ての人々に向けた一冊です。「支援」の名のもと起きた悲劇を、そして今なお進行中の惨劇をともに見つめ、ともに考える契機となれ ば幸いです。アイ・メンタルスクール寮生死亡事件の後、支援者は果たして希望を語りうるのでしょうか。事件を決して対岸の火事としてはなりません。この機 会にぜひご一読ください。次なる希望に向けて。
善意の道は地獄へ通ずる
- 目次
- 第一部 引きこもり狩り
- 緒論「善意の道は地獄へ通ずる」ということ(芹沢俊介-評論家)
- 1.アイ・メンタルスクール事件報道の概要(川北稔-愛知教育大学講師)
- 2.予期された事件(山田孝明-情報センターISIS代表)
- 3.長田塾裁判で問われていること(多田元-弁護士)
- 4.引きこもり狩り(高岡健-精神科医・岐阜大学助教授)
- 5.誰の支援か(梅林秀行-情報センターISISスタッフ)
- 6.家族と信仰(芹沢俊介)
- 第二部 付録
- シンポジウム「アイ・メンタルスクール事件を考える集い」
- あとがき(芹沢俊介)
支援者、家族を激しく揺さぶった死亡事件を引きこもり問題に関わりの深い論者たちが徹底検証。煽り立てるメディアの責任、拡大する支援の産業化、善意という動機のはらむ暴力性など、根深く絡みあった問題の全貌を明るみに出す!!
- 予約注文先: 雲母書房(tel.03-5331-3343、fax.03-3360-0203)
- 価格: 1,600円(税別)