京都テルサ 屋上・壁面緑化プロジェクト
ビオトープとは
ビオトープはドイツ語のbiotopeで、生き物の生息空間のことです。水辺のビオトープ・草原のビオトープ・里山のビオトープ など、同じような環境に暮す植物や菌類・動物・微生物などといろいろな生き物と、それらが住む環境すべてをひとまとめにして 「ビオトープ」と呼びます。都市開発などで破壊された環境の再生や、失われた身近な自然の復元、環境教育の場の提供、地域ごとの絶滅危惧種の保護など、生物多様性の保全について大切な役割を担うことが期待されています。
屋上ビオトープの考え方
ビルの屋上にビオトープをつくる動きが近年注目されています。ひとつひとつの屋上の大きさは限られていて、都市全体からすれば点です。このため野鳥などの生息地にはなりませんが、休息や餌場にはなります。また、昆虫などの小型生物の生息空間には充分です。また、同じような屋上のビオトープがたくさんできれば、それぞれがネットワークされて、野鳥などの生きものが都市の中にできた網の目のようなビオトープをつぎつぎ移動していくことも期待されます。
屋上緑化が野鳥の休憩場所や餌場になったり、昆虫などの小型生物の生息空間になるためには、食餌植物・食草を植えたり、水面・隠れ場所などをつくるなど、生きものの生息場所として多様な環境づくりをする必要があります。